高橋由伸×佐々木朗希「雰囲気変える投手」
高橋由伸さん(news zero野球解説)が12日、“令和の怪物”佐々木朗希投手(19)のプロ実戦初登板となったロッテ対中日のオープン戦を取材。由伸さんが佐々木投手を取材するのは2020年2月のキャンプ以来、2度目。
およそ1年ぶりに佐々木投手のピッチングを見た由伸さんは、「去年見たときは、ブルペンで立ち投げだった。それでもストレートのスピードの威力に驚いた。実戦で投げていないので、対バッターというところが楽しみ」とコメント。
6回、佐々木投手がマウンドに上がると「球場の雰囲気が変わった。みんながこれを見に来ましたという感じ」と、由伸さんも佐々木投手の投球に注目しました。
佐々木投手の初登板は、1回12球、無安打1奪三振の好投。投球を見た由伸さんは、「フォームもバランス良く投げていて、ボールのキレも良かった。いいスタートを切ったかなと思います」と評価しました。
登板後には、由伸さん(以下、由伸)が佐々木投手(以下、佐々木)にインタビュー。
由伸
「プロ入り後、初の実戦登板はいかがでしたか?」
佐々木
「投げるまではすごく緊張しましたが、マウンドに立ったら素晴らしい景色でした。興奮して良いピッチングができました」
ルーキーイヤーの去年は、実戦での登板がなかった佐々木投手。
由伸
「去年を振り返って、生活面での変化はどうでしたか?」
佐々木
「1年目は寮生活も、毎日野球をするのも初めてで戸惑うことが多かったんですけど、去年は1日、1週間の流れを勉強できて、今はスムーズに野球に取り組めています。野球以外の不安がなくなりました」
由伸
「僕もルーキーイヤーは環境が変わって不安があった。プロの環境に慣れることが大事だもんね」
話題は今シーズンについて。
由伸
「2年目の今年は、こんな1年にしたいとかはありますか?」
佐々木
「1軍で先発として試合で投げることが目標なので、結果を出しながらシーズン後半までには、ローテーションに入れるように頑張りたいです」
由伸
「マウンドに出てきて、球場の雰囲気をガラッと変えるのは誰でもできることではないので、これからも追わせてもらいます」
ついにベールを脱いだ“令和の怪物”に由伸さんも注目です。