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横審が白鵬に「注意」継続 7月場所後判断

2021年3月29日 21:18

日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会の会合が29日に都内のホテルで開かれ、5場所連続休場中の横綱・白鵬(36)について「注意」の決議を継続すると発表しました。

横綱審議委員会は去年11月、休場の多い白鵬に対して「引退勧告」の次に重い「注意」を決議していました。

その後、白鵬は初場所を全休。28日に千秋楽を迎えた春場所でも3日目から途中休場となり、去年の7月場所から5場所連続での休場となっていました。

横綱審議委員会の矢野弘典委員長は会合後の会見で、「厳しい意見も出たが、7月場所に出場し奮起することを期待して、その結果を見て最終判断する」と話し、「横綱の責任を全うすることを強く求めたい」と、“一人横綱”となった白鵬へ期待を寄せました。

写真:日刊スポーツ/アフロ