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Bリーグ新潟と愛媛、パワハラで制裁決定

2021年4月2日 21:05
Bリーグ新潟と愛媛、パワハラで制裁決定

国内男子プロバスケットボール・Bリーグは2日、新潟アルビレックスBBの小菅学代表取締役社長兼GMと、愛媛オレンジバイキングスの庄司和広ヘッドコーチがパワーハラスメント行為をしたとして、制裁処分を科したことを発表しました。

新潟の小菅学社長兼GMは、1月30日にチームスタッフに対し侮辱的、人格否定的、どう喝的な発言を行い、さらに31日、同スタッフに反省文を強要。パワーハラスメント行為に該当するとし、けん責および制裁金50万円の処分となりました。

愛媛の庄司和広ヘッドコーチは、2020年8月頃に選手のみぞおちを殴打、12月には選手の左肩を6回殴打する暴力行為。また、同年7月から12月にかけて、同選手を含む2選手に対し、暴言を繰り返していたことから、3か月間の公式試合に関わる職務全部の停止となりました。

さらに、庄司和広ヘッドコーチの行動を一部の選手とスタッフから報告を受けていながら、具体的な確認をせず、さらなるパワーハラスメントを招いたとして、開大輔代表取締役社長兼GMがけん責。運営会社には、リーグやバスケットボール界全体の価値をおとしめたとして制裁金100万円の処分が科されました。

2件のパワーハラスメント行為は、Bリーグが設置する「外部の弁護士通報相談窓口」に通報があり、調査を進めたところ、複数の選手やスタッフが見ていたことから発覚しました。