陸上・田中希実 怒とうの1年は「苦しんだ時間が多かった」パリ五輪は「1500mと5000mで入賞以上」
田中希実選手(写真:New Balance プレゼンツ「NOZOMIRAI MILE」)
◇New Balance プレゼンツ「NOZOMIRAI MILE」・活動報告会(12日、都内)
この日、田中希実選手が出場したのは、自身が立ち上げたプロジェクト「NON STOP PROJECT」の一環としておこなわれたレース、『NOZOMIRAI MILE』。自身の名前がついた1マイル(1609m)のレースで、次世代のアスリート支援を目的としています。
21人のランナーが参加したこのレースで、田中選手はハンデとして集団の最後尾からスタート。それでも終盤に追い上げをみせ、5分00秒08のトップでフィニッシュしました。
レース後、田中選手は、「一緒に走る子たちの真剣な気持ちに応えていくという形で、私自身も緊張しながら走らせてもらった。一人ひとりの息づかいを感じながら駆け抜けることができて、とても楽しいレースだった」と充実したようすを語りました。
その後行われた、今年度の活動報告会では、今シーズンを「怒とうの1年だった」と振り返った田中選手。
今シーズン、プロに転向し、8月の世界選手権では5000mの日本新記録を樹立。日本勢26年ぶりとなる8位入賞を果たすと、9月のダイヤモンドリーグでは、14分29秒18と、さらに日本記録を更新する活躍を見せました。
「結果だけ見たら、すごくいい1年だったと捉えられると思う。充実していた1年だった」としながらも、「その裏ですごく苦しんだ時間が多かった」と明かした田中選手。
「だからこそプロとしての厳しさや、1人の人間として生きるにあたって、ということをすごく考えさせられた1年。まだ成長できたと言い切ることはできないんですけど、とても学びの多かった1年だった」とコメントしました。
1500mと5000mの2種目でパリ五輪出場をねらっている田中選手。
年明けには自身3度目となるケニア合宿を予定しているといい、「(パリ五輪で)1500mと5000mの2種目で入賞以上を目指したいと思っているので、スピードと実戦力をとにかく上げていきたい。合宿だけじゃなくてアメリカの1500mのレースで、もまれたい」と、海外での挑戦にも意欲を見せました。
この日、田中希実選手が出場したのは、自身が立ち上げたプロジェクト「NON STOP PROJECT」の一環としておこなわれたレース、『NOZOMIRAI MILE』。自身の名前がついた1マイル(1609m)のレースで、次世代のアスリート支援を目的としています。
21人のランナーが参加したこのレースで、田中選手はハンデとして集団の最後尾からスタート。それでも終盤に追い上げをみせ、5分00秒08のトップでフィニッシュしました。
レース後、田中選手は、「一緒に走る子たちの真剣な気持ちに応えていくという形で、私自身も緊張しながら走らせてもらった。一人ひとりの息づかいを感じながら駆け抜けることができて、とても楽しいレースだった」と充実したようすを語りました。
その後行われた、今年度の活動報告会では、今シーズンを「怒とうの1年だった」と振り返った田中選手。
今シーズン、プロに転向し、8月の世界選手権では5000mの日本新記録を樹立。日本勢26年ぶりとなる8位入賞を果たすと、9月のダイヤモンドリーグでは、14分29秒18と、さらに日本記録を更新する活躍を見せました。
「結果だけ見たら、すごくいい1年だったと捉えられると思う。充実していた1年だった」としながらも、「その裏ですごく苦しんだ時間が多かった」と明かした田中選手。
「だからこそプロとしての厳しさや、1人の人間として生きるにあたって、ということをすごく考えさせられた1年。まだ成長できたと言い切ることはできないんですけど、とても学びの多かった1年だった」とコメントしました。
1500mと5000mの2種目でパリ五輪出場をねらっている田中選手。
年明けには自身3度目となるケニア合宿を予定しているといい、「(パリ五輪で)1500mと5000mの2種目で入賞以上を目指したいと思っているので、スピードと実戦力をとにかく上げていきたい。合宿だけじゃなくてアメリカの1500mのレースで、もまれたい」と、海外での挑戦にも意欲を見せました。