レスリング21歳須崎優衣 初の五輪代表
カザフスタンで行われている、レスリングの東京五輪アジア予選。10日、5選手による総当たり戦で行われた女子50キロ級に2017年・2018年世界女王の須崎優衣選手(21)が出場しました。今大会2位以内に入れば五輪出場枠を獲得し、東京五輪代表に内定します。
得意の高速タックルでポイントを重ねるなど、須崎選手は初戦から3試合全てでテクニカルフォール勝ち。1試合を残して2位以内が確定したため、初めての五輪の切符を手にしました。
須崎選手は、2019年の全日本選手権で入江ゆき選手(28)、リオ五輪金メダリストの登坂絵莉選手(27)との三つどもえを制し、今大会の出場権を獲得。
大会前には「東京五輪が決まった時から絶対に私が出て金メダルを取るんだと決めてきた。何が何でも優勝して代表を勝ち取りたい」と話していました。
須崎選手の内定により、レスリングの日本女子は全6階級の代表が決定しました。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ