２０日、東京五輪柔道女子代表の強化合宿が京都市内でスタートしました。合宿中は練習場とホテルの行き来のみと移動制限が設けられており、感染対策を徹底して行われます。

リモート取材に応じた６３ｋｇ級の田代未来選手は強化合宿について「強みである足技や寝技を徹底して強化していくことと、投げきる、決めきるというところをテーマに、この合宿に取り組みたい」と意気込みを語りました。

また、女子代表の中では唯一、オリンピックに２度目の出場となる田代選手。東京五輪まで１００日をきり、リオ五輪の１００日前と現在の状況の違いについて「（リオ五輪直前は）焦ってたり、きついと思うことばかりだった。今はできることをとにかく必死にやっていこう、しっかりした準備をしていこうっていう気持ちで落ち着いてやれている」と、前回大会の経験をいかせているようです。

コロナ禍でのオリンピックについては「私たちは来る日に向けて準備をすることしかできない。オリンピックが開催されることを信じてしっかり準備をしていきたい」と東京五輪への思いも語りました。強化合宿は２４日まで行われる予定です。

写真：Ｃｈｒｉｓｔｉａｎ　Ｆｉｄｌｅｒ／アフロ