◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト2-1巨人(10日、東京ドーム)

ヤクルトが巨人に2-1で勝利。先発の高橋奎二投手は、9回120球を投げ、被安打4・奪三振7・失点1の好投を見せ、巨人戦初勝利となる完投勝利を挙げました。

◇以下、高橋投手のヒーローインタビュー

――レギュラーシーズンでは初の完投。投球振り返って？

「序盤はちょっと緊張して思い通りに投げられなかったんですけど、(捕手の)古賀がそこからうまいことリードしてくれて完投できました」

――最終9回は非常に気持ちも入っているように思えました。ピンチも背負いましたが、どんな気持ちで最後締めくくりましたか？

「最後は気合で投げました」

――7回は見事な打席でした。6球ファウルにして勝ち越し点につなげました。あの打席を振り返って？

「毎回言うんですけど。9番目のバッターなので、何とか1点欲しかったので粘りました」

――代打という選択肢もあるかなとも思われましたが、高津臣吾監督から何かひとことかけられてバッターボックスに向かいました。どんな思いでバッターボックス向かった？

「声かけられたかな…あんま覚えてないですけど、もう打つ気でいきました」

――ヤクルトとしては神宮球場で3連敗を喫した巨人に借りを返したという結果になりました。いかがですか？

「前回3連敗したので、何とか勝ち越したいなという気持ちを持ってマウンドに立ったので、勝ててよかったです」

――日本一のディフェンディングチャンピオンチームとしてローテーションの中核を担っていく、その強い決意をファンの皆さんに。

「まだ始まったばかりですけど、ここから勝ち星をいっぱいあげられるように頑張ります。応援よろしくお願いします」