空手・佐合「集大成」初の五輪へ力強く覚悟
空手の「組手」で東京五輪代表内定を確実としている男子67キロ級・佐合尚人選手(28 高栄警備保障)が7日、リモート会見に臨みました。
佐合選手は先月30日から、東京五輪の代表選考がかかったプレミアリーグ・リスボン大会(ポルトガル)の60キロ級に出場。準々決勝で敗退するも、五輪で統合される67キロ級の五輪ランキングでの日本勢最上位が決まり、代表内定を確実としていました。
東京五輪で初めて正式競技として採用される空手について、「誰も立ったことのない舞台に立つことで、本当にうれしい気持ちもあるが、それと同時にどういう雰囲気なのかつかめない不安もある」と率直な気持ちを明かしつつ、「試合当日にならないと分からないので、楽しんで試合ができるようにしたい」と話した佐合選手。
残り77日に迫った“夢舞台”へ、「今までやってきたことの集大成という位置づけで、代表としての試合は五輪が最後という気持ちでやっている」と、力強い覚悟を見せ、「日の丸を一番高いところに揚げられるように、多くの方の支えがあって今があるので、その人たちのためにも金メダルを目標にやっていきたい」と、意気込みました。
写真:アフロスポーツ