新体操フェアリージャパン五輪会場で君が代
8日、東京五輪に向けた新体操テストイベントが本番会場の東京・有明体操競技場で開催されました。
日本代表のフェアリージャパンPOLAは本番同様にボール、フープクラブの演技を行いました。また、テストイベントでは新型コロナウイルス対策も行われました。
演技前の入場では出場者が全員マスクを着用して整列、さらにキスアンドクライに向かう演技終了直後は運営スタッフからマスクが配布されるなど演技直前直後の対策も確認されました。
さらに、フェアリージャパンがメダルを獲った想定で『君が代』が流された表彰式のデモンストレーション。ここでも選手全員がマスク着用で参加しました。本来なら手渡しされるメダルも、トレイから選手自らが直接とり自分で首にかけるなどの対策が行われていました。
テストイベントに参加したフェアリージャパンPOLAの5選手は…。
杉本早裕吏選手
「このような状況の中、テストイベントをしていただいたことに感謝しています。(表彰式のデモンストレーションで)君が代が流れたときは、もう一度オリンピックの舞台で歌いたいという気持ちが強くなりました。まだミスもあったので8月までにクリアにして、いい練習を積んでいけたらと思います」
松原梨恵選手
「このような状況でオリンピック同様に演技ができたのは、すごい幸せ。ここで8月踊れるんだというワクワク感が増しました。(五輪)本番では、自信をもってフロアに立てるようにしていきたい」
熨斗谷さくら選手
「たくさんの方々の協力があってこのように踊れていると改めて感じたので、感謝の気持ちと支えてもらっていることをパワーにしながら夏に向けて練習して、パワーアップしていきたい」
竹中七海選手
「テストイベントでたくさんの方の協力があって、このような場で踊ることができて感謝の気持ちでいっぱい。8月に向けて自身の課題、演技も磨いていかなければいけない」
鈴木歩佳選手
「本番会場で演技させていただいて、踊っていて気持ちよかったし、広い空間で本番会場の雰囲気をしっかり味わえたので良かった。夏に向けてしっかり準備したい」