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スキンヘッドで初優勝 レスリング石黒隼士

2021年5月28日 23:49
スキンヘッドで初優勝 レスリング石黒隼士

28日、全日本選抜レスリング選手権が東京・駒沢体育館で行われ、男子86キロ級の石黒隼士選手(21)がスキンヘッドで出場。「髪の毛がなくなったらフットワークが軽くなると思ってすべて刈りました」と語る石黒選手は、決勝で松雪泰成選手と対戦しました。

石黒選手が1ポイントリードで迎えた第2ピリオド開始早々、素早い片足タックルから相手のバックをとり2点追加、さらに1分過ぎには豪快な投げが決まり4点。7対1で勝利し、大会初優勝を飾りました。

4月のアジア選手権から短い調整で今大会に臨んだ石黒選手は「減量がきつい中で動けたことは(自己採点の)点数は高いですけど、減量とか総合的に見たら50点くらい」と語り、今後については「2年後のパリ五輪の予選で1位をとって五輪につなげるので期待していてください」とコメントしました。