３日、バスケットボールのＢリーグは今季活躍した選手、ヘッドコーチ、審判の功績をたたえ表彰する「Ｂ．ＬＥＡＧＵＥ　ＡＷＡＲＤ　ＳＨＯＷ２０２０－２１」の１日目を開催し、最優秀新人賞に宇都宮ブレックスのテーブス海選手が選出されました。

テーブス海選手は兵庫県出身で、高校時代にアメリカ留学し、ＮＣＡＡディビジョン１に所属するノースカロライナ大学ウィルミントン校に進んで活躍。昨シーズン途中から宇都宮に加入しました。

今季ポイントガードとして６０試合に出場し、１試合平均６得点、２．６アシストの成績を残したテーブス選手は「素晴らしいルーキーがいっぱいいたので、誰が受賞してもおかしくない中で選んでもらって嬉しい」と喜びを語りました。

また表彰式ではサプライズムービーが流れ、テーブス選手の父親で、富士通レッドウェーブのＢＴテーブスヘッドコーチや中学時代の恩師・牧浦朋さんらが祝福のメッセージを送りました。

ムービーを見たテーブス選手は「びっくりした。お父さんは秘密にするのが苦手なのでよくここまで頑張ったなと。牧浦先生は本当に昔からの恩師。先生からの言葉は嬉しい」と笑顔を見せました。

今季はチャンピオンシップで千葉ジェッツに破れ、準優勝で終わったテーブス選手。「チームとしては残念な結果になってしまったんですけど、準優勝も誇りに思っている。この新人賞を次につなげたらなと思っていますのでこれからも頑張ります」と意気込み、この日の表彰式を力強いコメントでしめくくりました。

■写真：アフロ
※写真は２０１９年１２月ノースカロライナ大学ウィルミントン校所属時代