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「すごく幸せな気持ち。ジャンプをしている理由にもなっている」髙梨沙羅が今季初戦で2位

2022年8月21日 13:03
「すごく幸せな気持ち。ジャンプをしている理由にもなっている」髙梨沙羅が今季初戦で2位
試合後、笑顔を見せる髙梨沙羅選手
ノルディックスキーのサマージャンプ山形蔵王大会は20日、山形・アリオンテック蔵王シャンツェで行われ、高梨沙羅選手(クラレ)が今季初戦に挑みました。

今年2月に行われた北京五輪では表彰台に届かず、シーズン終了後には進退に悩んだ高梨選手。それでも6月には現役続行を表明し、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪挑戦を視野に入れる考えを示していました。

この日会場には2000人を超える観客がつめかけ一時入場規制がかかる中、高梨選手は1本目を91.5メートル、2本目を95メートル飛び合計190.7点で2位。

優勝とはならなかったものの、応援してくれた観客に笑顔を見せ「こんなに悪天候の中でもたくさんの方が集まってくださって、自分の中ではいいジャンプを飛べなかったのが申し訳ないが、飛んでいる自分としてはすごく幸せな気持ちにさせてもらえた。飛び終わった後に(観客の)反応を見られて、楽しんで見てくださっているんだなっていうのを見ると私もうれしいし、ジャンプをしている理由にもなっている」と感謝の思いを語りました。

女子の優勝は伊藤有希選手(土屋ホーム)。2本とも95メートルを飛び、合計203.8点。男子は、北京五輪金メダリストの小林陵侑選手(土屋ホーム)が1本目98メートル、2本目に最長不倒の108.5メートルを飛び、合計241.6点で優勝しています。

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