巨人・戸郷6回無失点も7回に炎上6失点
5日、プロ野球交流戦・巨人対日本ハムが東京ドームで行われ、巨人先発・戸郷翔征投手が7回に2ランホームランと満塁ホームランを許し一挙6失点、この回途中でマウンドを降りました。
戸郷投手は初回、日本ハム3番・近藤健介選手からスライダーで空振り三振を奪うなど、三者凡退に抑えます。続く2回は4番・中田翔選手、5番・王柏融選手、7番石井一成選手から三振を奪います。
3回以降も安定した投球で日本ハム打線に付け入る隙を与えず、6回まで2安打無失点の好投をみせます。しかし7回、先頭の3番・近藤選手にヒットを許すと、1アウトを奪い迎えた5番・王柏融選手に147キロのストレートを右中間スタンドに運ばれ2点を失います。
その後、アウトを奪えないまま満塁のピンチを迎え、代打の高濱祐仁選手を迎えます。1ボール1ストライクからの3球目、甘く入った149キロのストレートを完璧にとらえられレフトスタンドへの満塁ホームランを浴びます。戸郷投手はこの回、6失点を喫し、降板しました。
戸郷投手は「良かっただけに申し訳ないです。中継ぎ陣の皆さんの負担を何とか軽減したいと思っていましたが投げ切れませんでした。あの一本(王選手の本塁打)を防がなければいけませんでした」とコメントしました。