「金メダルの力に」燕・村上が五輪へ決意
野球の東京五輪日本代表に選出されたヤクルトの村上宗隆選手(21)が16日、東京五輪への意気込みを語りました。
「プレッシャーがかかると思うが、頑張らないといけない。1番になりたいので、とにかく金メダルを目指して取ることが僕たちの使命ではないですけれど、そこを目指してやるだけなので、その力に1つでもなれるように頑張りたい」と決意。
「五輪に出たい思いがあった」という村上選手は、「(五輪のヒーローは)ウサイン・ボルト。見ていましたし、ポーズもかっこよかった。国を背負ってやっているなという印象。周りはスター選手ばかりなので僕も負けじといいプレーしたいと思いますし、僕も小さい頃に憧れていたプロ野球選手はかっこよかったので、それに恥じないように見ている子供たちに夢を与えられるように頑張りたい」と気を引き締めました。
今季はここまで全61試合に出場し、両リーグ最多の20本塁打をマークしている村上選手。稲葉監督から「サードの守備とパワーに期待」と言われたことに関しては、「いつも通り。背負っているものは違うが、自分らしくプレーしたい」と平常心で戦う姿勢をみせました。
そして今回選ばれた野手の中でチーム最年少となった若き主砲は、「投手に同学年の平良海馬(西武)もいますし、1番下らしく、しっかりやることやって頑張りたい」と意気込みを語りました。
また、村上選手とともにヤクルトから選出された山田哲人選手(28)は、「(五輪を)モチベーションに頑張ってきた1つでもあったのでうれしい。日が進むにつれどんどん緊張していくと思いますけど、気を抜くことなく、さらに頑張るぞという気持ち。金メダル取れるように、勝利に貢献できるプレーをたくさんしたい」と決意を語りました。