新体操五輪選考会 喜田純鈴が初日トップ
19日に群馬県高崎アリーナで行われた新体操東京五輪代表選考会、2日間のうち高い方の合計スコアが採用され上位2人が東京五輪内定となります。
その初日、香川県出身で五輪初出場を狙う喜田純鈴選手(20)はボールで25.700点、リボンで22.550点とともに1位、4種目合計(フープ、クラブ含む)でも97.350点で暫定トップとなりました。
喜田選手は「今日は全体的に冷静に試合をすることが出来ました。この日に向かって、練習してきたことを試合のフロアで出すことだけを目標に演技しました。小さなミスや思い通りにいかなかった技がありますが、4種目をまとめることが出来たことを自信につなげます。自分だけの世界に入り、集中することの大切さを改めて感じました。今日の経験を次に活かします」とコメントしました。
同じく五輪初出場を狙う大岩千未来選手はトップの喜田選手と0.4点差の96.950点で2位。そして五輪2大会連続出場を目指す皆川夏穂はボールなどでのミスが響き、90.750点の3位でした。3人は20日も4種目の演技を行い、2日間のうち高い方の合計スコアが採用され、上位2人が東京五輪に内定します。
写真:西村尚己/アフロスポーツ