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“3番手”古江彩佳 五輪争いは持ち越し

2021年6月20日 18:08
“3番手”古江彩佳 五輪争いは持ち越し

◆国内女子ゴルフ ニチレイレディス最終日(20日、千葉・袖ヶ浦CC新袖コース)

世界ランキング28位で、東京五輪日本代表争い3番手につける古江彩佳選手(21)。結果次第で代表入りの可能性が消滅する今大会、最終日を2バーディー、4ボギー、通算イーブンパーの48位タイでフィニッシュしました。

代表権を争う日本勢2番手の稲見萌寧選手(21)らと同じ組で回った最終日、「雨で水を含んだ芝にやられた」と、前半で3つスコアを落としました。後半の11番でこの日最初のバーディー、最終18番をバーディーフィニッシュとしましたが、巻き返しとはならず。この日2バーディー4ボギー、通算イーブンパーの48位タイで大会を終えました。

ホールアウト後、古江選手は「流れをつかめずの1日だった。60%くらいしか集中できていなかった」と、最終日を振り返りました。

注目の東京五輪日本代表争いは、稲見選手も通算1アンダーの41位タイとスコアを伸ばせなかったため、次戦に持ち越しとなりました。

古江選手は「稲見さんに勝つには上位争い、優勝が絶対になってくると思う。自分を信じながらやっていきたい」と、最後の戦いへ決意を口にしました。

なお、大会は申ジエ選手が全美貞選手とのプレーオフを制し、3連覇を果たした2016年以来、4度目の優勝を飾りました。

写真:日刊スポーツ/アフロ