キングカズこと55歳の三浦知良選手が12日、大阪府内で自主トレを行い、ポルトガルリーグ2部・オリベイレンセからのオファーについて話しました。

この日は練習パートナーらと共に、ランニングやストレッチなどを笑顔でこなした三浦選手。

今年はJFL鈴鹿ポイントゲッターズで2ゴールをマークし、JFL最年長ゴール記録を55歳259日に更新しました。

そしてシーズン終了後にポルトガルのオリベイレンセからオファーを受けた三浦選手は、自主トレ後のインタビューで「ポルトガルはサッカーを中心に動いている国で、世界にサッカーの与える影響が大きい」と、ポルトガルのサッカーについてコメント。

そして「世界から見た日本がどう見えるのか、非常に自分のためになる。(海外に)出てみると違う感性がまた自分の中にプラスになって、大きな視野で見られるようになる。もう一回海外に行きたい気持ちはあります」と、2005年のオーストラリア以来となる、5か国目の海外移籍に前向きであることを明かしました。

来年2月26日に56歳の誕生日を迎える三浦選手は「試合に出ることを目標にこうやってキャンプもあるわけで、練習からしっかり試合に向けて、気持ちも肉体もしっかり持った1年にしたい」と話しました。