柔道・大野将平「『柔よく剛を制す』は幻想にすぎないな」と苦笑い 90キロ級の相手にも真っ向勝負
大会前に取材に応じた大野将平選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
◇全日本柔道選手権大会(29日、日本武道館)
年に1度、無差別級で男子の日本一を決めるこの大会。コロナ禍の影響で2年間無観客で行われていましたが、今年は有観客で試合が行われました。
観客の注目を集めたのは、男子73キロ級で五輪2大会金メダリストの大野将平選手。初戦の相手は、関東地区王者・前田宗哉選手。前田選手はもともと90キロ級に出場している選手です。
2階級上の相手にも大野選手は正面からしっかり組み合い“真っ向勝負”。
試合開始から2分43秒。相手に大外刈りで有効を奪われた大野選手。積極的に技をかけ続け、4分間を戦い抜くも、初戦敗退。観客からは大きな拍手が送られました。
試合後、大野選手は「『柔よく剛を制す』は幻想にすぎないなと思った」と苦笑い。
また、「自分のやりたかったことは軽量級、重量級関係なく真っ向勝負。非現実的な勝負を挑みたかったから(今大会に)出場した。やりたいことはできたんじゃないかと思う」と試合を振り返りました。
年に1度、無差別級で男子の日本一を決めるこの大会。コロナ禍の影響で2年間無観客で行われていましたが、今年は有観客で試合が行われました。
観客の注目を集めたのは、男子73キロ級で五輪2大会金メダリストの大野将平選手。初戦の相手は、関東地区王者・前田宗哉選手。前田選手はもともと90キロ級に出場している選手です。
2階級上の相手にも大野選手は正面からしっかり組み合い“真っ向勝負”。
試合開始から2分43秒。相手に大外刈りで有効を奪われた大野選手。積極的に技をかけ続け、4分間を戦い抜くも、初戦敗退。観客からは大きな拍手が送られました。
試合後、大野選手は「『柔よく剛を制す』は幻想にすぎないなと思った」と苦笑い。
また、「自分のやりたかったことは軽量級、重量級関係なく真っ向勝負。非現実的な勝負を挑みたかったから(今大会に)出場した。やりたいことはできたんじゃないかと思う」と試合を振り返りました。