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大谷翔平「まだまだ全然狙える、切り替えて」プレーオフ進出への思い...勝利へ執念の40号も逆転負け

2023年8月4日 17:15
大谷翔平「まだまだ全然狙える、切り替えて」プレーオフ進出への思い...勝利へ執念の40号も逆転負け
両リーグ最多40号を放ったエンゼルスの大谷翔平選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
MLB マリナーズ5-3エンゼルス(日本時間4日、エンゼル・スタジアム)

エンゼルスの大谷翔平選手は、『2番・投手兼DH』でスタメン出場。4回に緊急降板しましたが、打撃では2年ぶりに40号へ到達するなど勝利への執念をみせました。

先発の大谷選手は4回まで被安打3本、4奪三振無失点の投球を披露。しかし中指の痙攣(けいれん)によりマウンドを降りました。

しかし、心配された大谷選手は打者としてはそのまま出場を続け、4回の全打席出塁を記録。1点リードの8回、4打席目には、今季両リーグ最速となる40号ソロホームランを放ちました。

「2-1の状況だったので3-1になるかどうかは大きな違いですし、必ずしもホームランでなくてもいいと思いますけど、フォアボールなりプラスになる打席にしたいなと思っていました」と振り返ります。

2位に11本差をつけてホームラン王を独走状態には「あんまりむきにならずにというか、今日もコーナーのボールに対して反応しながら見送れているので、いつでも打つ準備をしながら、入ってきた時に自分のスイングができるように準備をしたいなと思います」と冷静に自身を分析しました。

中指の痙攣(けいれん)には「一番は疲労じゃないかな」と話した大谷選手。満身創痍の状態でも試合に出続けホームランを放つ“勝利への執念”をみせましたが、9回にリリーフが崩れ逆転負け。痛い一敗となりました。

エンゼルスは現在ア・リーグ西地区4位。上位3チームにプレーオフ進出の権利が与えられるワイルドカードでは3位まで4ゲーム差の7位の現状に、「(プレーオフ進出は)まだまだ全然狙えるポジションですし、本当に1試合1試合が大事な試合だと思うんで、終わったことは切り替えて、明日また頑張りたいなと思います」と思いを口にしました。
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