陸上・相澤晃 1万m2年ぶり2回目V 派遣標準記録は切れずとも世界選手権代表入りへ前進
◇第106回日本陸上競技選手権大会・10000m 兼 オレゴン2022世界陸上競技選手権大会 日本代表選手選考競技会(7日、国立競技場)
陸上世界選手権男子10000mの代表選考を兼ねたレースは、東京五輪代表で日本記録を持つ相澤晃選手(24)が、27分42秒85で優勝しました。
2年ぶり2回目の日本一となった相澤選手は「1回だけの優勝じゃ確かなものじゃないと思っていた。こうして2回目の優勝を勝ち取ることができて良かったです」と、喜びをあらわにしました。
一方、世界選手権の参加標準記録(27分28秒00)をきれなかった事については「前半、消極的に行き過ぎてしまい、そのままズルズル行ってしまった」と、反省の弁を口にしました。
相澤選手は6月26日までの大会で、再度記録突破を目指します。
男子選手で唯一、この大会までに参加標準記録をきっていた田澤廉選手はレース終盤で失速し、28分06秒34で10位。今大会での代表入りを逃しています。