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原監督「名投手の一人」松坂の功績たたえる

2021年7月7日 19:54
原監督「名投手の一人」松坂の功績たたえる

巨人の原辰徳監督が7日、今シーズン限りで現役を引退する西武・松坂大輔投手(40)についてコメントしました。

「長きにわたって“松坂時代”というものを作り上げ、現役としては終止符を打った。よく頑張ったし野球が非常に好きだったんだなと。野球少年の気持ちを長く長く持てたプレーヤーの一人ではないかなと思います。彼はマウンドで振りかぶった時に球場を静まりかえらせることができる投手でしたね。数々の名投手がいましたけど、数少ない投手の一人だと思いますね。特に彼のスライダーというのは高校生の時から甲子園で見ていて、見たことのないスライダーでしたね」

また、原監督は共に世界一をつかんだ2009年の第2回WBCの思い出にも触れ、「エースとしてキューバ・アメリカ相手に城島と2人で組んで、インサイドに構えたら外に逆にスライダーを放ったり、外に構えてシュートボールを放ったり。そういう対応力、順応力という点では城島・松坂のバッテリーは私の中でも非常に印象に残る素晴らしいバッテリーでした。世界一を取れたのも松坂の力が非常に大きかったと思います」と、2大会連続世界一の立て役者をたたえました。