１８日、東京五輪体操女子日本代表が選手村に入り、会見。五輪２大会連続出場の村上茉愛選手ら５選手が会見を行いました。

開催が１年延期となった東京五輪について村上選手は「１年延びたことで学べたこともあるし、さらに強くなれたと自分では思えているので、今は早く試合をしたいという思いが強いです」とコメント。自国開催のプレッシャーは感じるとしつつも「感動と勇気を与えられるような演技を見てもらえれば」と意気込みを語りました。

リオ五輪では種目別の「ゆか」で７位。前回大会のリベンジを狙う村上選手は「金メダルを狙ってやっていきたい。でも、狙いすぎて後悔してしまう演技になりたくない。悔いなくオリンピックを終われることが一番。リオの時は悔いがあって東京を目指したので、それだけは絶対にやりたくない」と決意を示しました。

今回の五輪メンバーから落選した寺本明日香選手からは、選手村への出発前に手紙と手作りのダルマがプレゼントされたことを明かし、寺本選手への思いも語りました。「（寺本選手から）『茉愛がすごくいい演技をできたら私もうれしい』と直前合宿の最中に言ってもらえたので、（寺本）明日香のためにも頑張らなくてはと思いながら練習していました」

写真：日刊スポーツ／アフロ
※写真は２０２１年５月１４日