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カヌー羽根田卓也「おもてなしが励みに」

2021年7月19日 18:44
カヌー羽根田卓也「おもてなしが励みに」

東京五輪カヌー日本代表が選手村に入り、19日に会見を行いました。リオ五輪でスラロームの男子カナディアンシングルで銅メダルを獲得し、2大会連続のメダル獲得を目指す羽根田卓也選手は、「この大会に臨めることを幸せに思って全力で臨み、その中でいい結果が出せればいいなと思っています」と意気込みを語りました。

入村した日の東京都内の最高気温は32.5度。「ここ数日暑い日が続いているので、気をつけてコンディショニングしていきたい」と酷暑の中での開催に、対応していく考えを見せた羽根田選手。

さらに予選が6日後に迫る中、直前にコースの内容が変更されたことについて、「地の利がアドバンテージになる競技なのですごく戸惑った」としつつも、「できるだけ水流の特徴をつかめるようにみんなで頑張っています」と思いを明かしました。

今大会は無観客開催となり競技中の声援は得られませんが、コースを訪れた際に「バスを降りてコースに向かうまでに朝顔の植木鉢が何個も並んでいて、小学生のみんなから『五輪頑張ってね』『楽しんでください』『応援しています』というメッセージがあった」ことを明かし、「自国開催ならではのおもてなしであり、すごく励まされました」と語りました。

写真:YUTAKA/アフロスポーツ
※写真は2019年10月20日