競泳・松元克央「追いガツオ」で初五輪へ
21日、東京五輪の競泳男子200m自由形に出場する松元克央選手が取材に応じました。
松元選手は今年4月、五輪本番と同じ東京アクアティクスセンターで行われた日本選手権200m自由形では、1分44秒65の日本新記録をマークし、リオ五輪の金メダルと同じタイムで優勝。
東京五輪でも金メダル獲得に向けては、「(会場は)日本選手権でも泳いだし、何度も泳いだのでそこまで心配ない。(相手が)どれだけ早くても、五輪の決勝の舞台で1回でも勝てれば僕の勝ちなので、相手にこだわらず自分のレースをしたい」と語りました。
初経験となる五輪の雰囲気については「会場に各国の選手がいることが五輪だと思うし、日本選手権と違う雰囲気がある。より緊張感をもって、プラスに持っていけたら」とコメント。
自身の名前の「克央」にちなんで「カツオ」という愛称で知られる松元選手、東京五輪は「なに『ガツオ』で泳いでいきたいか」という質問には、「世界ランキング1位でもないので、ここは初心に戻って『追いガツオ』でチャレンジャーとして臨みたいと思います」と熱く意気込みました。
取材の最後には、「センターポールに日の丸を!」と語り、ガッツポーズを見せました。
松元選手の出場する200m自由形は、7月25日に予選、26日に準決勝、27日に決勝が予定されています。
日刊スポーツ/アフロ
※写真は4月5日 競泳日本選手権