競泳・池江 東京五輪は「自分の運命」
21日、東京五輪競泳女子日本代表の池江璃花子選手が取材に応じました。現在の状態については、「今の調子は、いい感じといったらいい感じ。完全に調整の段階。タイムも非常に安定していて、いよいよ(五輪が)始まるんだなという気持ち」と胸の内を語りました。
五輪では日本記録の更新も期待される池江選手、「日本記録(更新)はもちろんですが、まずは決勝に残りたい。予選で日本記録を更新して決勝ではタイムを上げたいというのが(リレーメンバー)4人の目標なので達成できたら」と話しました。
無観客での開催については「全力をつくしてテレビの前の人たちが盛り上がるようにできたらなと思います」とコメント。さらに東京五輪で自身が泳ぐ“意義”について問われると「1年前じゃ考えられなかった環境にいるが、これが自分の運命であって、東京五輪が延期し、自分に出させてもらえるチャンスができただけでも、ものすごく大きなもの。(出場する)リレーで力を出したい」と目前に迫る五輪への覚悟を口にしました。
写真:日刊スポーツ/アフロ ※写真は2021年7月4日