体操・男子団体 惜敗「銀」 連覇逃す
◇東京五輪・大会4日目 7月26日
体操男子団体決勝、東京・有明体操競技場
リオ大会に続き、五輪連覇を目指した体操日本男子(萱和磨・谷川航・北園丈琉・橋本大輝)が勝負の決勝へ臨みました。
予選をトップ通過した日本ですが、総合得点は262.397点で、ROC(ロシア・オリンピック委員会)にわずか「0.103点」届かず、銀メダルに終わりました。
それでも日本チームは、4人全員が五輪初出場。4年後のパリ大会へ向け、手ごたえと“金メダル奪取”へ決意を語りました。
◇表彰式後、各選手のコメント
萱和磨選手
「夢の時間を過ごせた。演技自体もやりきることができたので、清々しい気持ちもある。全員のミスなく、演技をつなぐことができたのは価値があること。勇気や感動を少しでも与えられたんじゃないかなと思う」
谷川航選手
「(跳馬に関しては)助走の途中から記憶がないみたいな感じ。いつのまにかガッツポーズをしていた。楽しかった。特別な試合だったと思う」
北園丈琉選手
「楽しかったんですけど、怖さもあったり、すごい舞台だなと思った。この銀メダルは一生忘れない。次は絶対に金メダルを取るしかない」
橋本大輝選手
「メダルの色なんか気にせず自分のできる演技をしよう、という風に決めていた。鉄棒の演技では、(チームメイトの)3人の応援がすごく聞こえて、緊張よりも感謝を演技で示したと思う。点差0.1は重みがある。パリに向けて頑張っていきたい」
写真:AFP/アフロ