文田「忍先輩を超えたい」銀以上確定
◇1日、東京五輪・大会10日目、レスリング・男子グレコローマンスタイル60キロ級準決勝、幕張メッセAホール
東京五輪レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級の準決勝で文田健一郎選手がウクライナの選手と対戦し、5-1で勝利。決勝進出を決め、銀メダル以上が確定しました。
以下、試合後の文田健一郎選手のインタビュー。
――メダル確定。日本男子としてメダル継続を決めた
「近年は女子が活躍していますが、男子もメダルを(連続で)つないできている。自分も『(メダルを)つながなければ』という気持ちは大きかった」
――勝利が決まった瞬間は
「ロースコアの勝負だったが、自分らしく手堅いレスリングが出来たと思い、少しホッとした」
――夢にまで見た五輪での決勝進出
「5年前のリオ五輪で、忍先輩(太田忍さん)が銀メダルを獲得するのを目の前で見て、(自分も)『ああなりたい、(太田さんを)超えたい』と思った。あの人を超えるには優勝しかないので、きっちり優勝して、忍先輩にメダルを見せつけたい」
決勝は2日に行われ、文田選手はキューバの選手と対戦予定です。
写真:エンリコ/アフロスポーツ