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0秒03届かず準決勝敗退 泉谷「悔しい」

2021年8月4日 14:40

◆東京五輪・大会13日目、8月4日、陸上男子110mハードル・準決勝、東京・国立競技場

東京五輪陸上男子110mハードル準決勝が行われ、日本勢として1964年東京大会以来、57年ぶりに予選を突破した泉谷駿介選手と金井大旺選手が登場しました。

日本記録(13秒06)保持者の泉谷選手は、準決勝3組。序盤、バランスを崩して出遅れますが、中盤から追い上げを見せ、13秒35でフィニッシュし同組3着でした。決勝進出ラインのタイムまでわずか0秒03及ばず全体10位で惜しくも準決勝敗退となりました。

一方、2組に登場した前日本記録保持者の金井選手は、好スタートを切るも終盤に転倒。最後まで走りきりますが同組8着で、こちらも準決勝敗退。東京五輪後、陸上の道を離れて歯科医を目指すと明言している金井選手にとってラストレースとなりました。

以下、レース後の2選手コメント

◆泉谷駿介選手

─0秒03足りなかった。
「ちょっと、現実を受け入れられないですね」

─スタートから振り返って
「集中できていない部分があって、こういう結果になって悔しいです」

─最後切り替えてもう一度走れた
「しっかり最後まであきらめないように走ったんですけど、足りなかったです」

─パリ五輪に向けて
「すごい悔しいですけど、しっかりパリに向けて練習して、頑張っていきたいです」

◆金井大旺選手

─レースを振り返って
「後半ちょっと崩れてしまって転倒してしまいました」

─そこまでは非常にいいスピードが出ていた
「前半はきのう(予選)の修正をして飛び出しを意識したんですけど後半、うまくかみ合いませんでした」

─どのような思いでスタートしたか
「このレースでいい走りをすることで次につながるレースだったので、今はとても悔しいです」

─集大成のレースだった
「こういう結果になってしまったのもやはり詰めが甘いというか最後までしっかり刻むことができなかったので力不足だったと思います」

─支えてくれた人たちへ
「いろいろあった。感謝したいです」

写真:松尾/アフロスポーツ USA TODAY Sports/ロイター/アフロ
※上:泉谷選手、下:金井選手

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