空手・喜友名「全てに感謝」五輪初代王者に
◇6日、東京五輪・大会15日目、空手男子形・決勝、東京・日本武道館
東京五輪で新たに採用された競技・空手の男子形決勝が行われ、喜友名諒選手がスペインの選手と対戦しました。
空手の形は一人で演武を行い、相手がいると想定して披露する技の完成度を競います。
喜友名選手は、ブレのない動作で力強い演武を披露すると、28.72点の高得点をマークし、金メダルを獲得。新競技で五輪初代王者となりました。
以下、喜友名諒選手のコメント。
――金メダル獲得の心境は
「この舞台に立てていることに感謝したい」
――なぜそこまで強くなれた
「自分一人ではこの舞台には立つことはできなかった。全てに感謝しかない」
――地元・沖縄に初めての金メダル
「沖縄の子どもたちにも、夢を諦めず追いかけ続ければ、しっかり達成できるということを、知ってもらえたかなと思う。目標や希望を持って自分の道に進んでほしい」
写真:ロイター/アフロ