×

空手・喜友名「全てに感謝」五輪初代王者に

2021年8月6日 23:15

◇6日、東京五輪・大会15日目、空手男子形・決勝、東京・日本武道館

東京五輪で新たに採用された競技・空手の男子形決勝が行われ、喜友名諒選手がスペインの選手と対戦しました。

空手の形は一人で演武を行い、相手がいると想定して披露する技の完成度を競います。

喜友名選手は、ブレのない動作で力強い演武を披露すると、28.72点の高得点をマークし、金メダルを獲得。新競技で五輪初代王者となりました。

以下、喜友名諒選手のコメント。

――金メダル獲得の心境は

「この舞台に立てていることに感謝したい」

――なぜそこまで強くなれた

「自分一人ではこの舞台には立つことはできなかった。全てに感謝しかない」

――地元・沖縄に初めての金メダル

「沖縄の子どもたちにも、夢を諦めず追いかけ続ければ、しっかり達成できるということを、知ってもらえたかなと思う。目標や希望を持って自分の道に進んでほしい」


写真:ロイター/アフロ