選手ら13人感染の宮崎商 夏の甲子園辞退
第103回全国高等学校野球選手権大会の大会本部は17日、宮崎商業の選手ら13人が新型コロナウイルスに感染したことを発表しました。
夏の甲子園には、2008年の90回大会以来13年ぶり5度目の出場を決めていた宮崎商業。14日の夕方に選手1人が発熱し、15日に病院でPCR検査を受けたところ陽性を確認。その後、医療機関の検査において17日までに13人の感染が確認され、保健所から8人が濃厚接触者と判断されたということです。
大会本部は、19日に行われる予定だった智弁和歌山との初戦を前に、宮崎商業から出場辞退の申し出があり、これを受理したということです。宮崎商業は不戦敗となり、対戦予定だった智弁和歌山は不戦勝となりました。
春夏の甲子園をあわせて、出場校の新型コロナウイルス感染による出場辞退は今回が初めてとなります。
▽19日の試合日程は以下の通り
第1試合 8:00
作新学院(栃木)― 高松商(香川)
第2試合 10:30
樟南(鹿児島)― 三重(三重)
第3試合 13:00
日本文理(新潟)― 敦賀気比(福井)
写真:日刊スポーツ/アフロ