25年ぶり夏勝利 高松商が打撃戦制す
◆第103回全国高校野球選手権大会2回戦(19日、阪神甲子園球場)高松商(香川)10-7作新学院(栃木)
大会6日目、午後5時過ぎに始まった第4試合では栃木の作新学院と香川の高松商が対戦しました。試合は3回、高松商が3点を先制すると、5回にも4番・藤井陸斗選手の2点タイムリーなどで追加点。6対1とリードを奪います。
終盤8回表には作新学院の反撃にあい6対6の同点に追いつかれますが、直後の8回裏。2アウト満塁の場面で藤井選手がセンターの頭上を越える走者一掃のタイムリー3ベースヒットを放ち勝ち越し。打撃戦を制した高松商が10対7で作新学院をくだし、夏の甲子園では1996年以来25年ぶりの勝利をあげました。
2安打6打点の藤井選手は、「(8回の勝ち越しの場面では)チャンスで打席をまわしてくれたので、その期待に応えたかった。甲子園で校歌を歌えてよかった」とコメント。
高松商は次の3回戦で智辯和歌山(和歌山)と対戦します。
写真:日刊スポーツ/アフロ
※写真は2021年8月10日の開会式