WBC第1次ラウンドを4戦全勝の1位で突破した侍ジャパン。準々決勝を翌日に控えた15日、宇田川優希投手が取材に応じました。

この日、宇田川投手は準々決勝・イタリア戦の前日練習に参加。離脱した栗林良吏投手の代替選手として追加招集され、オリックスのチームメートでもある山崎颯一郎投手とランニングなどの軽めのアップを行います。

14日の夜にはホテルの部屋で、山崎投手と話をしたという宇田川投手「(宇田川投手が)『大谷さん(大谷翔平選手)などすごい選手がいる中で、どういう感じでいくの？』と聞いたら、(山崎投手が)『俺がキングだから』と。それしか言わなかったです」と明かしました。

これには宇田川投手も「(キングは)俺だよ」と応戦したといいます。2月20日には、投手陣で行われた食事会“宇田川会”が開催されていました。

登板した場合の投球について問われると、宇田川投手は「(イタリア代表は)アメリカで野球している方が多いので、自分のフォークは有効かなと思う。フォークのコントロールに気をつければ、抑えられるかなと思っています」と表情を引き締めてコメント。

準々決勝に向けて「まずは明日、出番があれば自分のピッチングをするだけ。しっかり準備をして、自分のピッチングができるようにしたいなと思います」と力強く意気込みを語りました。