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廣瀬「出し切った」2大会連続メダルならず

2021年8月28日 19:32
廣瀬「出し切った」2大会連続メダルならず

◆東京パラリンピック・大会5日目 柔道女子57キロ級(視覚障がい)・3位決定戦(28日・日本武道館)

リオ大会銅メダリストの廣瀬順子選手(30)は、準々決勝で敗れましたが、敗者復活戦を勝ち上がり3位決定戦に臨みました。トルコの選手を相手に、隅落としで先に技ありを奪いましたが、その後追いつかれ、試合は延長戦にもつれました。

最後まで粘りを見せましたが、延長開始から46秒で技ありを奪われた廣瀬選手。合わせ技一本で敗れ、2大会連続のメダル獲得とはなりませんでした。

廣瀬選手は試合後「まだ自分の実力が不十分だったと思う。悔しい気持ちもあるけど、5年練習してきて、今持っているものを出し切った試合だったと思う」と、振り返りました。

また、29日に行われる男子90キロ級に出場予定の夫・悠選手へ「たくさん練習している姿を見てきたので、悔いの残らない試合をしてほしい」と、語りました。


写真:アフロスポーツ