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史上初・女子甲子園胴上げ投手島野が始球式

2021年9月14日 19:54
史上初・女子甲子園胴上げ投手島野が始球式

14日、東京ドームで行われたプロ野球・巨人対DeNAの試合前の始球式を、先月23日に史上初めて甲子園球場で開催された全国女子高等学校野球選手権大会決勝で胴上げ投手となった神戸弘陵高校・島野愛友利選手(17)が務めました。

島野選手は2018年に東京ドームで行われた、中学野球日本一を決める全日本中学野球選手権「ジャイアンツカップ」決勝戦にも登板し、胴上げ投手となり、東京ドームでのマウンドに上がったのはそれ以来3年ぶりです。

自身初のプロ野球での始球式直前まで緊張した面持ちだった島野選手ですが、投げる球種を聞くと「ストレート」と笑顔で即答。

始球式で宣言通り投げたストレートですが、少し足を滑らせやや右打者の外角寄りへの投球となりました。

始球式を終えた島野選手は「マウンドに立った時は緊張しました。キャッチャーの胸の近くに行ったんですけど、少しフォームが乱れたので、それも思い出です。東京ドームは中学3年生の時にみた素晴らしい球場のままでした」とコメント。

また、今回の始球式の実現に関しては「自分を始球式に選んでいただけたのは夏の大会があったからだと思うので、すごく光栄なことです。自分をこうやって始球式に選んでいただいて、感謝の気持ちでいっぱいです」と、大舞台での始球式に対して感謝を述べていました。