セレッソ大阪終盤猛攻も ベスト8ならず
15日、長居球技場(大阪)で行われたアジアチャンピオンズリーグ2021決勝トーナメント・ラウンド16。グループJを無敗で首位通過したセレッソ大阪はグループG2位通過の浦項スティーラーズ(韓国)と対戦しました。
前半25分、浦項にコーナーキックから先制点を奪われたセレッソ。同点に追いつくため攻撃の中心になったのは、この夏に約10年ぶりに復帰したMF乾貴士選手。前半28分、左サイドでボールを受けると得意のドリブルで中央へ。右サイドを駆け上がったDF松田陸選手へラストパス。決定的なチャンスをつくりましたが、シュートは相手GKに防がれました。
試合終盤には猛攻に出るセレッソ、後半42分には乾選手が左サイドでのパス交換で突破。しかし、途中出場・大久保嘉人選手のクロスは味方に合わず。
後半44分にも、乾選手のコーナーキックから鳥海晃司選手がシュートを放つも、枠をとらえられず。セレッソは最後まで得点を奪えず、0対1で敗れました。
試合後、乾選手は「悔しさしかないですし、ふがいない試合。自分自身途中から入団してACL(アジアチャンピオンズリーグ)の予選を戦ってなかったけど、みんなが突破して決勝トーナメントに出させてもらった。チームメートのためにもクラブのためにもファンのためにも勝ちたかったですけど、勝てなかったのは本当に悔しい」と無念さをにじませました。
写真:日刊スポーツ/アフロ
※写真は2021年9月11日Jリーグ札幌戦