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イタリア7季目石川祐希「勝つことに意味」

2021年9月22日 16:11
イタリア7季目石川祐希「勝つことに意味」

バレーボール男子の世界最高峰リーグ、イタリア1部・ミラノに所属する日本代表の石川祐希選手が22日、オンライン会見に臨みました。

日本代表の主将として、東京五輪でバルセロナ大会以来29年ぶりの予選突破に導き、アジア選手権では銀メダル獲得を果たした石川選手。日本代表としての1年間を「ネーションズリーグから始まって、五輪、アジア選手権と大会を過ごしてきましたが、プレーの質は非常にどの選手も上がっているなと感じていて、五輪も29年ぶりに予選突破することができましたし、今回のアジア選手権は決勝戦で負けてしまいましたけど、本当にこれから可能性を感じる代表シーズンになったなと僕自身感じています」と振り返りました。

石川選手が所属するイタリアの1部リーグは、10月10日に開幕。『勝つこと』を今季のテーマに挙げ、「日本代表等を経験してきて、技術のスキルだったり、パフォーマンスは常に高いレベルで発揮できるようになってきたのは僕自身感じていることであって、それと同時にあとは結果がまだついてきてないなと思っているので、勝つことが増えるシーズンにしたいなと思っています。勝つことによって僕自身の評価も上がりますし、それも自信になっていくので、世界で勝つためには、トップのチームを倒すことを今季のテーマとして戦っていきたい」と決意を語りました。

また、今季のイタリアリーグは有観客での開催となったことについて「昨季は最初の2戦、3戦以外は無観客だったので、僕自身楽しみですし、イタリア・ミラノのサポーターの方にプレーを見てもらえることは、とても楽しみの一つであります。それはサポーターの方に受け入れてもらえることと、自分という選手がどういう選手なのかを知ってもらえるというのを楽しみとして今回は臨みたい」と口にしました。

イタリアリーグ7年目、ミラノでは2年目となる今季。プレーオフ準決勝進出を目標に掲げ、「僕が世界トッププレーヤーになるためにはこのシーズンとても重要だと感じていて、それはイタリア・セリエAのリーグのレベルが今季はとても上がるので、たくさんの世界のトッププレーヤーが来て、その中で勝つことも目標に掲げているので、勝つことに意味があるなと感じています。そういった選手を倒して自分の評価を上げる、そういった選手よりも強いということをアピールする大きなチャンスかなと今季は思っているので、それが実現できるようなシーズンにしたいと思いますし、その目標を達成して、またたくさんの方にいいニュースを届けたい」と意気込みを語りました


写真:長田洋平/アフロスポーツ