「シェフ雇った」NBA渡邊 4季目へ決意
バスケットボールNBA・ラプターズの渡邊雄太選手が28日、オンラインでインタビューに応じ「コンディションはばっちり。体の調子は過去一番いいと思う」と、トレーニングキャンプが始まるのを目前に、現在の状態を語りました。
また調子がいい理由として「個人的にシェフを雇った。体重が増えたが、プレーしていても体が重たくなった気がしない」と、食事の面での充実感をのぞかせました。
渡邊選手はNBA3季目の2020-21シーズン、4月に日本選手3人目の本契約を結びました。4季目のシーズンへ向け「今年で27歳。年齢は上の方だなと思うが、長さでいったら4年目。いつでも1年目の気持ちで、いつも崖っぷちの気持ちでやっていかなければ、僕はこの世界で生き残っていけないと思っている。常に向上心を持って上を目指してやらないと、いい選手は世界中にたくさんいる。去年の僕のように、僕のポジションを取ろうとしてくるので競争ができるのは楽しみでもあるし、気を引き締めていかないといけない気持ちもある」と、決意を語りました。
日本時間10月20日に開幕するNBA。ラプターズは開幕戦(同21日)で八村塁選手が所属するウィザーズと対戦します。「日本のみなさんはすごく楽しみにしていると思う。僕自身、八村選手と対戦できるのはすごく楽しみにしているし、もちろん真剣勝負をしつつ、その瞬間を楽しめたら」と、昨季は実現しなかった直接対決に期待を寄せました。
写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ