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【夏の甲子園】市和歌山が粘り強い野球で初戦突破 栗谷・小野の継投で2点差を逃げ切り

2023年8月9日 16:34
【夏の甲子園】市和歌山が粘り強い野球で初戦突破 栗谷・小野の継投で2点差を逃げ切り
市和歌山の熊本和真主将(写真:時事)
◇第105回全国高等学校野球選手権記念大会1回戦 市和歌山(和歌山)5-4東京学館新潟(新潟)9日、甲子園球場

7年ぶり6回目の出場の市和歌山が新潟県の初出場・東京学館新潟を破り2回戦進出を決めました。

和歌山県大会では5試合中4試合を3点差以内で勝ち抜いてきた市和歌山は初回、田嶋優汰選手がデッドボールで出塁すると悪送球と盗塁でランナー3塁とし、4番・麹家桜介選手のタイムリーヒットで先制点をあげます。

しかしその裏、東京学館新潟の4番・遠藤蒼太選手のタイムリーヒットで同点に追いつかれます。

それでも3回、市和歌山の打線に火がつきます。先頭の栗谷星翔選手、続く麹家選手の連続ヒットでランナーをためると大江陸斗選手が1球で送りバントを決め1アウト2塁3塁のチャンス。続く大路隼平選手がセンター前に運び2点を奪います。さらに玉置大翔選手、熊本和真選手にタイムリーヒットが飛び出しこの回一挙4得点で点差を広げます。

その後、2点を返され最終回にも1点差に迫られますが栗谷選手、小野莞都選手の継投で逃げきった市和歌山が粘り強い野球で2回戦進出です。

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