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【夏の甲子園】佐々木麟太郎 先制タイムリーに申告敬遠 打率10割の好発進

2023年8月8日 12:05
◇第105回全国高等学校野球選手権記念大会1回戦 花巻東(岩手)4―1宇部鴻城(山口)8日、甲子園球場

岩手県の花巻東が山口県の宇部鴻城を破り、2回戦進出を決めました。

大谷翔平選手や菊池雄星投手を輩出した名門・花巻東。今年の注目は大型スラッガーの佐々木麟太郎選手です。

高校通算140本塁打を誇る佐々木選手。今秋のプロ野球ドラフト会議での指名も有力視されています。

そんな佐々木選手は3番・ファーストで出場、第1打席で早速レフトへ今大会初ヒットを記録します。4回にはノーアウト2塁と先制のチャンスで第2打席を迎えます。1ボールからの2球目を捉えて、レフト前に落ちる先制タイムリーを放ちました。後続の打者も続きこの回3得点をあげます。

続く5回もランナー2塁で打席が回りますが、ここは申告敬遠で1塁へ。それでも続く4番・北條慎治選手がヒットでランナーをかえし追加点で、試合の主導権をつかみます。

7回の第4打席はサードへの強烈な内野安打で出塁。佐々木選手は3打数3安打1打点と最後の甲子園で最高のスタートを切りました。