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【夏の甲子園】 智弁学園が英明を破り2回戦進出 延長10回の激闘を制する

2023年8月7日 17:22
◇第105回全国高等学校野球選手権記念大会1回戦 智弁学園(奈良)7ー6英明(香川) 7日、甲子園球場

夏の甲子園は大会2日目、智弁学園(奈良)が英明(香川)との延長10回にわたる激闘を制し、2回戦進出を決めました。

両チーム点を取り合いシーソーゲームとなったこの試合。

2回、英明の9番・下村健太郎投手がセンター前タイムリーヒットを放って先制するも、そのウラ、智弁学園5番・川原崎太一選手が同点タイムリー、さらに8番・高良鷹二郎選手が犠牲フライを放ち、すぐさま逆転します。

しかし3回、英明の4番・寿賀弘都選手が同点タイムリーヒット。つづく5番・中浦浩志朗選手も投犠打で、英明に逆転されます。

すると4回、今度は智弁学園9番・西川煌太選手が負けじと同点タイムリー。そして2番・山家拓人選手の犠牲フライで、また智弁学園が逆転します。

それでも5回、英明は下村投手が再びタイムリーヒットを打つと、つづく鈴木昊選手がレフト前2点タイムリーを放ち、英明がリードを奪います。

その後は両チーム無得点が続きますが8回、智弁学園は満塁のチャンスを作ると、英明は4回途中から下村投手に代わりピッチャーを務める寿賀選手が暴投。智弁学園が1点差に詰め寄ります。

さらに9回、智弁学園先頭打者・知花琉綺亜選手が意地の3ベースヒットを見せると、四球が重なり1アウト満塁とサヨナラのチャンス。ここで四球押し出しとなり、同点に追いついた智弁学園。英明との延長戦(タイブレーク)に突入します。

そして延長10回、1アウト2、3塁と再びサヨナラのチャンスを作った智弁学園は、5番・谷口志琉選手のセーフティスクイズ間に3塁ランナーが帰還。7-6で英明にサヨナラ勝ちし、1回戦を突破しました。
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