ヤクルト雄平「正直まだやりたい気持ちも」
プロ野球・ヤクルトの雄平選手(37)が5日、都内の球団事務所で引退会見を行いました。
2002年ドラフト1巡目で宮城・東北高校から投手として入団。2009年オフに投手から野手に転向し、2015年のリーグ優勝にも貢献した雄平選手。「今シーズンは自分の中で集大成のつもりで臨んだシーズンでした。その中で1軍の戦力として全く力になれなかったので、そこが1番引退を決意しようと思ったところです」と引退の理由を語りました。
また、「正直、まだやりたい気持ちももちろんある。ただ、そういう気持ちでやめられるのも幸せなのかなと思います」と今の心境を明かしました。
今後については「引退を決断してから間もないですし、まだ何をするかはっきりは決断できていないですけど、1つ言えるのは今まで通り野球に携わっていきたいですし、野球をもっと追求して、いろいろな視点からまた野球を学んでいけたらと思っています」と、野球への変わらぬ思いを語りました。
最後に優勝争いをしているチームメートへ「今は苦しい中で、みんな一生懸命がんばってると思います。一戦一戦ものすごい重圧の中戦っていて、僕は力になれないですけど応援していますし、ここまで来たら必ず優勝して、是非日本一をとって最高のシーズンにしてもらえたらと思います」とエールを送りました。