松坂大輔笑顔の引退登板 現役最後は四球
◇パ・リーグ 西武×日本ハム(19日、メットライフドーム)
西武は“平成の怪物”と呼ばれ、今シーズン限りで現役引退する松坂大輔投手(41)が引退試合に先発登板しました。
観客から大きな拍手が送られる中、背番号「18」のユニホームを身にまとい、打者1人限定で最後のマウンドにあがりました。
日本ハムのバッターは横浜高校の後輩・近藤健介選手。
初球は118キロでボール。2球目は118キロでストライクを奪います。
両チームのベンチや球場に詰めかけたファンが総立ちで見守る中、3球目は117キロ、4球目は116キロでスリーボール。5球目は116キロが内角に外れ、フォアボール。23年間のプロ生活に幕を閉じました。
マウンドを降りると日本ハムベンチに出向いて一礼。三塁ベンチに戻ると、チームメートらとグータッチ。涙はなく、最後まで笑顔を見せました。