元日本ハム・中村勝 メキシコで最優秀投手
メキシコのプロ野球リーグ・メキシカンリーグ(LMB)は現地12日、日本ハムなどでプレーしたグアダラハラ・マリアッチスの中村勝投手(29)を、シーズン最優秀投手に選出したことを発表しました。
埼玉・春日部共栄高出身の中村投手は、2009年ドラフト会議で日本ハムから1位指名を受けてプロ入り。5年目の14年には8勝を挙げるなどの活躍を見せていましたが、19年オフに戦力外通告を受けてチームを退団していました。
その後、20年9月からオーストラリアでプレーした中村投手は、日本ハム時代の同僚であるL・メンドーサ氏に誘いを受け、2月にグアダラハラ・マリアッチスに入団。
5月から始まったシーズンでは、9試合登板で8勝0敗、防御率3.25をマーク。最多勝を獲得し、チームの地区優勝に貢献しました。
最優秀投手の個人タイトル獲得を受け、中村投手は自身のSNSを更新。チームの「おめでとう」という日本語での投稿を引用し、「ありがとう」と、絵文字付きで現在の気持ちを発信しました。
画像:グアダラハラ・マリアッチス 公式Instagramより