カヌー羽根田卓也 今年最後のレースで優勝
◇NHK杯カヌースラローム競技大会(14日、カヌー・スラロームセンター、東京・江戸川区)
東京五輪10位の羽根田卓也選手が、前日の日本選手権に続き優勝を飾りました。
羽根田選手は決勝では一度もポールに触れることなくノーペナルティでこぎきり、89.97秒でこの大会3年ぶり13度目の優勝。2位の佐々木将汰選手とは0.28秒差の僅差でした。
レース後、羽根田選手は「2位の佐々木選手と接戦で久しぶりにこんなに自分の闘志が燃え上がるような大会をオリンピック以来できて本当にうれしい」と振り返りました。
また、今年の実戦はこの大会が最後となる羽根田選手。東京五輪も経験した2021年を「最高の1年」と振り返りました。自身の去就については年内、慎重に考えるということです。