【レスリング】東京五輪金・乙黒拓斗が右足甲負傷 決勝は「治療の状況も踏まえて判断する」
右足の甲を負傷したため治療中の乙黒拓斗選手(写真右)
◇2023年明治杯全日本レスリング選抜選手権3日目(15~18日、東京・東京体育館)
9月にセルビアで行われる世界選手権への出場をかけ、男子フリースタイル65キロ級・東京五輪金メダルの乙黒拓斗選手が出場しました。
2試合目となった準決勝の第1ピリオド、右足をすくわれたところをうまく返し、場外に押し出すなど、開始3分で2点を先制します。
しかし、その後アクシデントが。試合残り1分43秒のところで急に両手をつきマットに倒れ込む乙黒選手。しばらくその場から動けませんでしたが、右足のシューズを脱ぐと、マット上を少し歩き、感覚を確かめます。
約5分の中断を経て、試合を再開すると対戦相手の山口海輝選手から攻められ同点とされた乙黒選手。
残り22秒で1点を取り返し、勝利しましたが、再度マットに手をつき苦しい表情を浮かべると、手を膝について動くことができず。セコンドの兄・圭祐さんにおんぶされながらマットを降りました。
その後、救護ブースで右足の甲を氷水で冷やし、しばらく安静にしたのち、再びおんぶされて会場を後にしました。
所属している自衛隊の井上謙二監督は協会を通じて「今年の初めに合宿で痛めた右足甲を、試合で痛めた。明日の試合の出場可否については、治療の状況も踏まえて判断する」とコメントしました。
乙黒選手は去年12月の天皇杯全日本選手権で優勝しており、18日の決勝戦で勝利すれば、世界選手権の代表権を獲得。さらに世界選手権でメダルを獲得できれば、パリ五輪の代表枠に内定が決まります。
9月にセルビアで行われる世界選手権への出場をかけ、男子フリースタイル65キロ級・東京五輪金メダルの乙黒拓斗選手が出場しました。
2試合目となった準決勝の第1ピリオド、右足をすくわれたところをうまく返し、場外に押し出すなど、開始3分で2点を先制します。
しかし、その後アクシデントが。試合残り1分43秒のところで急に両手をつきマットに倒れ込む乙黒選手。しばらくその場から動けませんでしたが、右足のシューズを脱ぐと、マット上を少し歩き、感覚を確かめます。
約5分の中断を経て、試合を再開すると対戦相手の山口海輝選手から攻められ同点とされた乙黒選手。
残り22秒で1点を取り返し、勝利しましたが、再度マットに手をつき苦しい表情を浮かべると、手を膝について動くことができず。セコンドの兄・圭祐さんにおんぶされながらマットを降りました。
その後、救護ブースで右足の甲を氷水で冷やし、しばらく安静にしたのち、再びおんぶされて会場を後にしました。
所属している自衛隊の井上謙二監督は協会を通じて「今年の初めに合宿で痛めた右足甲を、試合で痛めた。明日の試合の出場可否については、治療の状況も踏まえて判断する」とコメントしました。
乙黒選手は去年12月の天皇杯全日本選手権で優勝しており、18日の決勝戦で勝利すれば、世界選手権の代表権を獲得。さらに世界選手権でメダルを獲得できれば、パリ五輪の代表枠に内定が決まります。