119連勝の藤波&金城・川井姉妹で五輪連覇目指す レスリング全日本選抜
藤波朱理選手(左)、川井友香子選手(中央)、金城梨紗子選手(右)【写真:森田直樹/アフロスポーツ、アフロスポーツ】
日本レスリング協会は5日、15~18日に行われる「2023年度明治杯全日本選抜レスリング選手権大会」に向けた記者発表を行いました。
今大会は、9月にセルビアで行われる世界選手権の代表選考を兼ねており、昨年12月の天皇杯全日本選手権の優勝者が優勝すれば代表に決定します。
全日本選手権と全日本選抜で優勝者が異なる場合は、7月に開催されるプレーオフで代表を決定。さらに世界選手権でメダルを獲得すれば24年パリ五輪の代表内定が決まります。
赤石光生強化本部長は「女子が特に伸びている。世界選手権で全部の階級で3位以内に入ってくる可能性が高く、緊張感は高い」と女子選手への期待感を語りました。
53キロ級の藤波朱理選手は4月に出場したアジア選手権で、自身の公式戦連勝記録を「119」まで伸ばし、“霊長類最強”の呼び声高い吉田沙保里さんの記録に並びました。しかし、昨年の世界選手権を足のけがにより棄権した経験がある藤波選手。女子シニアの金浜良コーチは「がむしゃらというよりも、けがをしないような調整を合宿でやっていた」と話しました。
57キロ級に出場する東京五輪金メダルの金城梨紗子選手は東京五輪後に出産し、昨年10月の女子オープンで実戦復帰を果たし優勝。金浜ヘッドコーチは「女子オープンをこなすところから始めていたがレスリング(の感覚は)戻っていなかった。年明けから4月頃までで、練習を見ていて7~8割まで伸びがあった」と金城選手のコンディションを説明しました。
さらに、金城選手の妹で東京五輪62キロ級金メダルの川井友香子選手は、今回68キロ級に階級を上げてのエントリーとなりました。これについては「体の大きい選手とやる方が、自分のレスリングを出しやすいという発見があった」と金浜ヘッドコーチから川井選手に声をかけたことがきっかけだったことを明かしました。
今大会は、9月にセルビアで行われる世界選手権の代表選考を兼ねており、昨年12月の天皇杯全日本選手権の優勝者が優勝すれば代表に決定します。
全日本選手権と全日本選抜で優勝者が異なる場合は、7月に開催されるプレーオフで代表を決定。さらに世界選手権でメダルを獲得すれば24年パリ五輪の代表内定が決まります。
赤石光生強化本部長は「女子が特に伸びている。世界選手権で全部の階級で3位以内に入ってくる可能性が高く、緊張感は高い」と女子選手への期待感を語りました。
53キロ級の藤波朱理選手は4月に出場したアジア選手権で、自身の公式戦連勝記録を「119」まで伸ばし、“霊長類最強”の呼び声高い吉田沙保里さんの記録に並びました。しかし、昨年の世界選手権を足のけがにより棄権した経験がある藤波選手。女子シニアの金浜良コーチは「がむしゃらというよりも、けがをしないような調整を合宿でやっていた」と話しました。
57キロ級に出場する東京五輪金メダルの金城梨紗子選手は東京五輪後に出産し、昨年10月の女子オープンで実戦復帰を果たし優勝。金浜ヘッドコーチは「女子オープンをこなすところから始めていたがレスリング(の感覚は)戻っていなかった。年明けから4月頃までで、練習を見ていて7~8割まで伸びがあった」と金城選手のコンディションを説明しました。
さらに、金城選手の妹で東京五輪62キロ級金メダルの川井友香子選手は、今回68キロ級に階級を上げてのエントリーとなりました。これについては「体の大きい選手とやる方が、自分のレスリングを出しやすいという発見があった」と金浜ヘッドコーチから川井選手に声をかけたことがきっかけだったことを明かしました。