東京五輪レスリング金メダル川井友香子 姉・梨紗子のアドバイス受け予選3戦全勝で準決勝進出
予選全勝で準決勝に進んだ川井友香子選手
◇レスリング 明治杯全日本選抜選手権第1日女子68キロ級(15日、東京体育館)
9月のレスリング世界選手権の代表選考会を兼ねた全日本選抜選手権が行われ、東京五輪62キロ級金メダリストの川井友香子選手が出場しました。
川井選手は、去年12月に腰を負傷していて、腰への負担を考慮した結果、「自分よりも大きい相手と戦ったほうが、体に合っている」と62キロ級から68キロ級に階級を上げて試合に臨みました。
2022年の天皇杯全日本選手権でこの階級に出場していない川井選手は、今大会で負けるとオリンピック出場権獲得の可能性が消滅。パリ五輪へ優勝が絶対条件の中、1回戦を5-1で勝利すると、2回戦は去年65キロ級で世界選手権を制した森川美和選手と対戦しました。
第1ピリオドでは、森川選手のパワーに押され、2ポイントのリードを許します。
それでも、試合中も声をかけ続けた姉・梨紗子選手から、インターバルでアドバイスを受けると川井選手が得意のタックルでみせます。
高速タックルで足をつかむと、そのまま持ち上げ、森川選手を倒します。4ポイントを奪い一気に逆転。鋭いタックルを決めた川井選手が世界選手権王者に逆転勝利しました。
続く3回戦は開始30秒にアンクルホールドで2点を奪うと、そこから3度のローリングなどで、試合開始わずか55秒でテクニカルフォール勝ち。
予選3試合を全勝と、新たな階級でも強さを見せた川井選手が準決勝進出を決めました。
川井選手は試合後、「みんな自分よりも体重が結構重たいが、62キロ級のときよりもパワーがある人が多く、体は結構しんどいが戦えないことはないと思った」と予選全勝に手ごたえを口にしました。
また、姉・梨紗子選手からは、「自分を出し切ってきて」と背中を押されたことを明かし、「自分の力を出し切ることを一番に考えて、あすの2試合がんばりたい」と抱負を語りました。
9月のレスリング世界選手権の代表選考会を兼ねた全日本選抜選手権が行われ、東京五輪62キロ級金メダリストの川井友香子選手が出場しました。
川井選手は、去年12月に腰を負傷していて、腰への負担を考慮した結果、「自分よりも大きい相手と戦ったほうが、体に合っている」と62キロ級から68キロ級に階級を上げて試合に臨みました。
2022年の天皇杯全日本選手権でこの階級に出場していない川井選手は、今大会で負けるとオリンピック出場権獲得の可能性が消滅。パリ五輪へ優勝が絶対条件の中、1回戦を5-1で勝利すると、2回戦は去年65キロ級で世界選手権を制した森川美和選手と対戦しました。
第1ピリオドでは、森川選手のパワーに押され、2ポイントのリードを許します。
それでも、試合中も声をかけ続けた姉・梨紗子選手から、インターバルでアドバイスを受けると川井選手が得意のタックルでみせます。
高速タックルで足をつかむと、そのまま持ち上げ、森川選手を倒します。4ポイントを奪い一気に逆転。鋭いタックルを決めた川井選手が世界選手権王者に逆転勝利しました。
続く3回戦は開始30秒にアンクルホールドで2点を奪うと、そこから3度のローリングなどで、試合開始わずか55秒でテクニカルフォール勝ち。
予選3試合を全勝と、新たな階級でも強さを見せた川井選手が準決勝進出を決めました。
川井選手は試合後、「みんな自分よりも体重が結構重たいが、62キロ級のときよりもパワーがある人が多く、体は結構しんどいが戦えないことはないと思った」と予選全勝に手ごたえを口にしました。
また、姉・梨紗子選手からは、「自分を出し切ってきて」と背中を押されたことを明かし、「自分の力を出し切ることを一番に考えて、あすの2試合がんばりたい」と抱負を語りました。