日本ハムは９日、ＭＬＢ通算２４勝を挙げているジョン・ガント投手と契約合意に達したと発表しました。

ガント投手は身長１９３センチの右投げで２９歳。２０１１年のドラフト２１巡目でメッツと契約し、今シーズンはカージナルスとツインズで合計３９試合に登板。メジャーリーグ通算１７３試合で２４勝２６敗３セーブ、防御率３．８９の成績を残しています。

新庄剛志監督はガント投手の契約合意に対し、「これ、本当にウチに来てくれるの？すごいピッチャーだね。ＹｏｕＴｕｂｅで彼の映像みて、思わず『いいね！』押しちゃいそうになったよ。印象に残ったのは、やっぱりシンカーかな。チェンジアップもすごい、というか面白い動きするね。球種２つが一級品なら、もうそれで充分でしょ。映像では髪、長いね。切らないでこのままいけばいいのに。え、もう切っちゃったの？もったいないな。個性は大事にした方がいいよね。ガント、先発ローテに入ってかなりの力発揮してくれるんじゃないかと、ほんとに期待しかない！あとは彼が実力を思い切り発揮できるように、環境を整えるのがＢＩＧＢＯＳＳの仕事です」と期待を寄せました。

またガント投手も球団を通じ、「ファイターズの一員になる機会を与えていただき、大変うれしく思います。日本は素晴らしい国だと多くの人たちから聞いているので、新たな生活の中で様々なことを吸収し、自身の成長につながることを楽しみにしています。一日も早く来日し、皆様にお会いできるのを心待ちにしています」とコメントしています。