体操・橋本 五輪後初!跳馬の超大技に意欲
◇体操 全日本団体選手権本会場練習(10日、国立代々木競技場第一体育館)
チーム日本一を決める体操の全日本団体選手権を前に、東京五輪で2つの金メダルを獲得した橋本大輝選手が本会場練習を行いました。
体操の主要大会としては、今年最後となる全日本団体選手権。
この日の会場練習で橋本選手は、東京五輪よりも難易度を上げた跳馬の最高難度「ヨネクラ」に挑戦。着地に失敗したものの、出場予定種目5種目に触り、約3時間の練習を行い本番と同じ器具の感触を確かめました。
練習後のインタビューで「ヨネクラ」について橋本選手は、「まだちょっと体が硬い、恐怖心があったので試合に向けて色々、技術的な面をもう少し自分で見つめなおして、映像で見ていければ試合までには跳べると思っている。今大会、コンディションが良ければ挑戦してみようかなと思っています」と練習での手応えを口にし、“超大技”の披露へ意欲をみせました。
さらに現在の「ヨネクラ」の完成度について「今週の月曜日に(調子が)戻ってきた。体の感覚はあるので、ウォーミングアップで良い跳躍ができれば、いけるかなと思っている」と話しました。さらに「今年は2年生で初出場なので、順大生の一員として、チームの中心として、他のチームに負けないように、挑戦する心を持って、のびのび楽しく試合をやっていきたい」と今年最後となる今大会の意気込みを語りました。
橋本選手の出場する男子団体決勝は、12日に行われます。
写真:松尾/アフロスポーツ