プロ野球・ヤクルトの村上宗隆選手（２１）は２０日、契約更改交渉に臨み２億２０００万円プラス出来高でサインしました。

村上選手は会見で一発サインしたことを明かし、報道陣から金額を聞かれると首を傾げ、苦笑いしながらも「球団の方にも最大限の評価をしていただきまして、１億２０００万円アップの２億２０００万円プラス出来高でサインさせていただきました」と答えました。

プロ４年目の今シーズンは、昨シーズンに続き全試合に４番で出場。打率．２７８、３９本塁打、１１２打点で初の本塁打王とＭＶＰに輝き、チームのリーグ優勝、２０年ぶりの日本一に大きく貢献しました。今シーズンについて「日本一になれたということが一番。そういったところではすごくいいシーズンになった」と答えながらも、自身の活躍については「まだ余力があるなと思うし、もっともっとできる部分もたくさんあった。去年３割３０本１００打点という目標を掲げましたし、そういったところで打率が届かなかったっていうのはすごく悔しい」と振り返りました。

来シーズンの目標を聞かれると「３割４０本１００打点くらい叩き出せれば満足のいくシーズンになるかな」と去年を上回る数字を掲げた村上選手。「まだ４年目ですし、もっともっと課題があった方がこれから先やれることが明確になる。今シーズンできすぎたなという感覚は全くないので。自分の野球の技術とか、成績だとかそういったところではまだまだ課題があって良いんじゃないかなって思っています」とコメントしました。